EDBを利用した統合設計環境
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概要
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設計活動において効率を上げるためには、CADを単なる製図の道具ではなく情報作成、伝達のツールとすること、ばらばらに存在している作成図面、承認図、品質レポート、設計基準などのデータを連携がとれた形にして利用しやすくするということが重要である。EDB(エンジニアリングデータベース)を利用したデータの管理、情報の流れの効率化により、設計リードタイムの30%の削減をめざし、統合設計環境のコンセプトの下に約1年をかけて統合設計環境「SPADE」(Strategic Product Design Environment)を実現し有用性を確認した。当社のパソコンやワープロ等の設計・開発を行っている情報機器本部の設計部門において、数十人の設計者を対象に、約20台のクライアントWSとサーバーマシン、光ファイルシステム等をLANで接続し構築した。
- 1993-09-27
著者
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市田 清
松下電器産業株式会社
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土田 雅之
松下電器産業株式会社情報通信研究センター情報システム研究所
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市田 清
松下電器産業(株)技術本部
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市田 清
松下電器産業株式会社情報機器本部コンピューター事業部
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