プラント運用の為の協調作業支援環境の開発
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概要
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発電プラントでは、起動/停止、通常運転、異常時/事故時、定期点検の各運転モードに応じて、監視や操作、異常の原因究明や処置、保守作業が行なわれ、それらを支援するものとして各種支援システムが開発されている。これらの作業を行なうに当たっては、プラントサイト内の各部所や遠隔地の関連施設(本店、TSCなど)が連携して作業を進める必要があるが、現在の支援システムでは考慮されていない。我々は、支援システム群及びそれらを使用する作業者間の円滑なコミュニケーションの実現を目指し、情報の共有や対話者相互間の合意形成支援を行なう協調作業支援環境の開発を進めている。本稿では、この協調作業支援環境の概要及びプロトタイプシステム上で実現した機能の検討結果について述べる。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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