クイックリカバリファイルシステムの開発
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概要
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現在主なUNIXオペレーテングシステムで使用されているファイルシステムでは、高速化のためディスクアクセスを少なくなるように工夫している。そのため、ファイルシステムの使用中にシステムダウンが発生した場合、アクセス中のファイルの管理情報に不整合を生じてしまう。このままでは正しくファイルへアクセスできなくなるため、システムのリブート時にファイルシステムの管理情報の整合性チェック・修正(以後リカバリ)を行う必要がある。この管理情報の整合性のチェック・修正はファイルシステムの容量に比例して時間がかかってしまう。これは即時性を求められるような実務処理に使用している場合、問題になる。そこで我々はリカバリ時間を可能な限り短くするファイルシステム「クイックリカバリファイルシステム」を開発する事にした。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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