工程スケジューリング型シェル用知識ベース構築のためのメタツールの提案
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ドメインシェルの普及により知識ベースの構築が容易になりつつある。ドメインシェルでは、問題に応じた知識モデルの枠組み(以後、専門家モデル)として、問題に共通の要素を標準化したオブジェクト群及びルール群と専門家モデルにあわせた推論機構とを提供している。しかし、専門家モデルを理解してドメインのノウハウを表現する適切なオブジェクトやルールを選択し、さらに文法規則に照らして知識を記述することを専門家自身に要求するのは難しく、依然として専門家自身による知識ベースの構築・保守は困難といえる。そのため、ドメインの専門家向けの知識ベース構築ツールが必要と考える。また、ツールを開発するコストを考えた場合、カスタマイズ容易なメタツールの必要性がわかる。そこで、目的の工程スケジューリング型シェルや生産ラインに応じてカスタマイズすることで、ビジュアルプログラミング技法を適用した知識ベース構築ツールを構築するメタツールを提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
関連論文
- オプション取引向けポジション管理支援システムにおける取引最適化方式の提案 : 知識ベースを持つ意思決定支援システムの開発(3)
- C++言語向け母体理解支援ツールの開発(2) : メッセージフロー図逆生成ツールの開発と評価
- 工程スケジューリング型シェル用知識ベース構築のためのメタツールの提案
- 類型的エキスパートシステムにおける知識ベース構築支援方式の提案