通信遅延を仮定した時の最適なリダクション計算
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概要
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並列計算機においてリダクション計算を行なう場合、データ交換の時間(通信時間)を考慮しなければ、2分木状に進めた時が、最少のステップ数での計算となる。しかし、通信による遅延を考慮した場合、この方法ではデータ交換のための無駄な待ち時間が生じ、計算に要するステップ数は最少にならない。本発表では、一定の通信時間を考慮した場合に、全てのプロセッサがデータ交換のための待ち時間なしで、かつ、最少のステップ数でリダクション計算を行うための並列計算機の最適なネットワークトボロジー、ならびにその上での処理割り当て法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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