一次元セルオートマトンの特性表現
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概要
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一次元のセル構造オートマトンは,Wolframによって以下のように4つのクラスに分類されている:I:一様な状態に移行するものII:一定のパターンを繰り返すものIII:パターンは常に変化し,カオス的な振舞いをするものIV:カオス的であったり,一定のパターンが続いたり,複雑な振舞いをするもの基本的な2状態3近傍ルールの場合,独立な88個のルールは,統計的な状態指数をシミュレーションによっIIて求めることによりある程度分類されている.しかし,複雑な振舞いをするクラスIVルールと,カオス的なクラスIIIルールとの区別は,今のところ不充分である.そこで今回の発表では,オートマトンルールの特性表現を定義して,クラスIVルールと呼ばれている#54と#110が,他のクラスIIIルールとどのように異なる性質を持つのかを明らかにしたい.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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