SDASの分散開発環境におけるディクショナリシステム
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概要
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富士通では、以前より設計から保守までのシステム開発を一貫して支援する総合開発システムとしてSDAS(System Development Assist/automation System)の開発に取り組んできた。SDASでは、ソフトウェア開発に必要な資源をホストコンピュータ上のディクシナョリシステムで一元管理することにより、一貫したシステム設計の支援を目指している。最近では、パーソナルコンピュータやワークステーションの持つ高機能マンマシンインターフェースを活用したソフトウェアの開発が普及しているが、大規模なシステムを設計する場合、スタンドアローンのワークステーションだけでは一貫したシステム設計を行う上で資源の一元管理をすることは容易でない。そこで、大規模容量を持つホストコンピュータ上のディクショナリシステムと、高機能マンマシンインターフェースを持つワークステーションのツールとを連携することにより、より信頼性の高く、より生産性の高い開発支援システムの実現が期待できるものと考える。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14