構造文書管理の実現方式
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概要
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現在まで我々が実現した文書処理システムの形態は,ホスト計算機とこれに接続された多数のWSとで構成されるシステムである.本システムは,ホストとWSとで文書処理機能を分担している.WS側の応用プログラムは,文書の作成・編集・印刷機能を分担し,ホスト側は主に文書管理機能と大量印刷機能を分担する.本システムでは単体のメディアデータからマルチメディアを処理することができ,ホスト側にはマルチメディアデータを統一的に格納する文書ファイルとして"キャビネット"を装備している.本稿の目的は,このキャビネットの上に最近のユーザニーズである長大文書の管理機能を実現することである.本文中で引用する"クラス"は,論理的な分類を意味する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14