素性構造の単一化処理の分散手法
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概要
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素性構造の単一化に基づくパーサに効率の良い構文解析アルゴリズムと単一化処理アルゴリズムを採用しても、文法が大規模になると計算量が増大し必要とされる解析時間が得られない。このような大量の情報計算を高速化するために並列処理計算機を利用することが解決策の一つとして考えられる。本稿では、素性構造の単一化処理の負荷を分散メモリ型の並列処理計算機のPE(Processing Element)に分散する手法を述べる。また、実際に、その手法を分散メモリ型の並列処理計算機上で評価した結果について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14