ISDNを利用したマルチメディア・データベース・システムの開発
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概要
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高速・大容最通信の可能なISDN(Integrated Services Digital Network)の整備、パソコンやワークステーションのマルチメディア化、画像圧縮/伸長技術の標準化、蓄積装置の大容量化などが進展しており、これらによって、マルチメディアによる情報提供が経済的に可能になっている。文字、音声、画像を組み合わせたマルチメディアによる情報提供は、情報を受ける人にとって分かりやすく、コミュニケーションをスムースなものにする。このため、各社でマルチメディア情報提供システムが開発されている。当社は独自のディジタル通信網「Ace Ainet」を構築し、特別第2種電気通信事業者として初めて1991年10月からISDNサービスをスタートしている。このISDNを利用するサービスの一つとしてマルチメディア情報提供サービスに積極的に取り組んでいる。マルチメディア情報提供サービスは、ホストコンピュータに文字、音声、画像によるマルチメディア情報を登録・蓄積し、遠隔地にある複数の端末からでもISDNを利用しで情報を検索できるサービスであり、ここでは基本的なシステムの概要および応用例について紹介する。
- 1993-03-01
著者
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河崎 哲男
インテック・ウェブ・アンド・ゲノム・インフォマティクス(株)
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井沢 弘道
インテック・システム研究所
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古瀬 正浩
(株)インテックシステム研究所
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河崎 哲男
(株)インテックシステム研究所
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宮本 幸捨
インテック・システム研究所
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古瀬 正浩
インテック・システム研究所
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