パスカル言語教育における電子メールの活用について

概要

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近年、情報のネットワーク化が進展する中で、大学における教育用情報システムが変化しつつある。本学の目白キャンパスでは既存のホストコンピュータFACOM-M340Uと端末30台のシステムを下図のような、学内ネットワーク型のシステムに増設変更し、教育用システムはパーソナルコンピュー夕主体の形態とした。このシステムの特徴は、学内電子メールが利用できること、図書館システムをSS-NET経由で使用できること、各研究室や西生田キャンパスや外部からもホストコンピュータを使用できること、また外部のデータベースやBITネットなども使用できることなど、情報化社会としての機能をある程度備えていることである。システムの増変更により、電算機実習室を使用する授業科目も様々な科目に広がりつつある。使用するソフトも多様になり、授業において、外部データベースや電子メールの利用などもなされるようになり、情報化社会にふさわしく変化してきている。しかし一方では、パソコンでは間に合わない研究等も依然として存在し、増加している。本報では、本学学生のコンピュータやパソコンに対する知識や意識などを調査したので報告する。また電子メールを授業で利用していて、TURBO-PASCALを使用してプログラム主体の授業である科目、すなわち我々が担当している電子計算機演習(家政学部数学系,選択通年)とコンピュータ(家政学部共通専門教育選択,家庭科教職のものは必須、半期)に対して、コンピュータに対する知識や意識の調査に加え、現場の実感とともに学生の電子メールの反応や利用状況等を調べ、利用形態等や問題点等を検討したので報告する。[figure]
一般社団法人情報処理学会の論文
1993-03-01

パスカル言語教育における電子メールの活用について

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