オフィスプロセッサellesシリーズ「自律分散」のファイル管理
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概要
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複数のオフィスプロセッサをネットワークで接続した水平分散結合を、より高度化したものが「自律分散」エバーラン機能である。従来の水平分散機能は、スタンドアロンシステムの延長でファイルのアクセスやプログラムの実行を可能にしたものであり、エバーラン機能では、さらに次の機能を可能にする。・ハードウェア障害を相互にバックアップする機能、・エバーラン機能で接続された複数オフィスプロセッサ全体を一元管理する機能。即ち、エバーラン機能はオフィスプロセッサどうしを単に結合するだけでなく、システム全体のコンピュータリソースを自動的に有効活用し、外から見ると一つのシステムとして見えるシステムである。本稿では、エバーラン機能のうちエバーランファイル管理機能の概要を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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織茂 昌之
(株)日立製作所システム開発研究所
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藤瀬 洋
(株)日立製作所ソフトウェア工場
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江口 和久
(株)日立製作所ソフトウェア工場
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佐藤 健二
(株)日立製作所ソフトウェア工場
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平澤 繁樹
(株)日立製作所システム開発研究所
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