プロセッサパイプラインによる関係データベース演算の高速化
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概要
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関係データベースは操作が容易なので、大量データを扱う企業あるいは官庁等において、需要が高まっている。関係データベース処理は、処理時間が長く必要で、ユーザー・インターフェースの点から応答速度を高めることが要求されている。本研究では、バンク切り替え型のメモリを用いたプロセッサパイプライン並列計算機を提案する。これにおいて関係データベース演算を高速に処理するアルゴリズムを構築し、実機において処理速度に関するデータを取り、提案した並列処理装置が関係データベース演算の高速化に有効なことを示す。とくに、パイプライン内のプロセッサの負荷を均等化するために、プロセッサの負荷を動的に分散する方法を提案する。これによって、プロセッサの効率が飛躍的に向上することを示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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