オブジェクト指向プログラム仕様記述言語におけるブラウザ機能の拡張 : FASET(6)図式表現記述による開発支援ツール
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概要
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プログラム仕様記述/プログラミングを行うとき、ブラウザのもつ機能が果たす役割は大きい。Smalltalk-80(以後ST-80)では、ブラウザは大きく5つのサブビューから構成されており、それぞれクラス構成,クラス,メソッド等に関する情報を提供してくれる。しかし、サブビューを渡り歩く利用順序はあらかじめ決められていることから、ブラウザは単に検索・一覧する機能のみならず、プログラム設計,プログラミングの単位作業までを規定していると言える。そこでオブジェクト指向プログラミングの設計プロセスを探る手がかりとして、ブラウザに着目し、設計/プログラミング操作に必要な情報をビジュアル化すると共に、仕様記述のプロセスをガイドする機能を「図式表現記述による開発支援ツールGraphtalk」のサブ機能として実現した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16