多階層モデルにおける視点の移動と表示
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概要
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設計支援システムの対象表現は設計者との対話において重要な役割を演じる. 対話維持の基礎としてシステムが設計者の対象に対する視点を追跡するためには,システム内の対象表現と設計者の頭の中に存在する設計対象のモデルとが対応していなければならない.ところが従来の対象表現は主に個々の問題解決を目的にしていたので,対象に関する情報が別々の対象記述に分散し,それらを一つのモデルとして捉えることができなかった.多階層モデルは対象に存在するあらゆる階層構造を一体化して記述することを目指した表現方法であり,上記のような視点の追跡にもその特徴を生かすことができる.本論では多階層モデルにおける視点の移動とその視点から見た対象の図表示について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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