エキスパートシステム開発支援ツールMASTER(2) : 不確実な知識による推論機能

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概要

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現在、エキスパートシステムは数多く提案されているが、適用する問題の性質によっては、ツールとして用意されている機能だけでは対応できないという問題点がある。これは、ツールで適用を考えている問題が標準的な問題であるため、問題の抱える性質を忠実に反映できるような枠組みが提供されていないためである。このような状況の例の1つにあいまいな知識をどのように取り扱うかという問題がある。専門家のもつ知識にはあいまいさが付随することが多いが、そのあいまいさの性質によって、いろいろな取り扱いが考えられる。ここでは、あいまいな知識のうち、不確実な知識に焦点をあて、エキスパートシステム構築支援ツールMASTERの一つのタスクとして開発した推論機能について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1989-10-16

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