配送計画を対象とした分散協調型問題解決実験システム
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概要
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分散協調問題解決は、並列推論のタスクシェアリングの要素技術として、現在その解決手法の方向づけと技術課題の明確化が進められている。このような研究を行う場合、理論からトップダウン的に行う手法と、実際にシステム構築を行って試行錯誤的に行う手法の2通りがある。本研究では後者の手法に従い、分散協調問題解決の枠組みを特定のドメインに適用することによって、このようなシステム構築に必要なツール上の機能を探ることを目的とした。本システムは、逐次型推論マシンPSI上のエキスパートシステム構築支援ツールを疑似並列的に動作させることによって実現される。対象には特定の計画問題を取り上げ、その知識ベース・推論エンジンを開発し、分散協調問題解決機構の研究、またその有効性の評価などを行った。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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