ソフトウェア開発管理一貫支援システム

概要

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ソフトウェア開発におけるプロジェクト管理を支援するPCベースのソフトウェア開発管理一貫支援システムを開発し、数千人の開発管理に効果を上げることができた。システムは、主として「案件管理システム」、「進捗管理システム」、「品質管理システム」の3つのサブシステムから構成されており、ネットワークを介し共同作業をリアルタイムに管理できるようになった。案件管理システムは、開発途中の工程推進上の懸案項目の管理に用いた。進捗管理システムは、個人単位の日々の日程を管理する小日程管理表、プロジェクト全体を管理する作業管理表及びアローダイヤグラムから成り、担当者が日々の実績を小日程管理表で入力することにより、リアルタイムに管理者の参照する作業管理表及びアローダイヤグラムに工程進捗状況を反映できるようにした。品質管理システムは、問題点の発生から対策完了までを問題点管理票で入力することにより、管理者が品質管理図等の分析機能によりリアルタイムに品質の監視、及び、必要な対策をとれるようにした。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-09-20