統合的データモデリング支援環境"Darwin"(4) : 物理データモデル支援ツール"Darwin/PD"の紹介
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概要
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データモデリングの普及と共に、方法論の適用を支援するCASEツールが数多く作られている。モデリングを行う際に論理的に正しいモデルを構築することの重要性は改めて述べるまでもないが、実世界のプロジェクトに応用するにはそれに加えてターゲットシステムの性質にあわせた無数の情報を付加しなければならない。このことを考えると、データの分析からデータベースのスキーマ定義、さらには保守までを一貫して支援するCASEツールが望まれる。"Darwin"はERモデルにもとづいてソフトウェアシステムのデータ構造の分析からリレーショナルデータベースのスキーマ実装までを支援するツールである。ツールは分析から設計までを概念・論理・物理の3段階に分け、モデルを徐々に詳細化することを前提としている。本稿で報告する"Darwin/LD"はこの内物理段階の設計を支援するツールである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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