電子ファイリングシステムにおけるSQLI/Fでのアクセス機能の実装
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概要
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電子ファイリングは、日常業務における文書やデータを紙の情報として保存するのではなく、電子情報として保存し、検索・データ処理に有効活用するものである。従来は単体型として存在した電子ファイリングシステムは、コンピュータのダウンサイジング、オープン化、ネットワーク化の進展に伴い、オープンな分散コンピューティング環境への対応が必要となってきている。当社は、分散コンピューティング環境においてオープン化指向である電子ファイリングシステムを開発した。電子ファイリングシステムは、クライアント/サーバモデルであり、クライアントからのデータベースへのアクセスは、SQL I/Fで行っている。また、電子ファイリングシステムでは、データベース上の文書情報のみでなく、文書イメージをアクセスしなければならない。今回は、文書イメージを抽象化した仮想スキーマとして提供することにより、クライアントからの文書情報、文書イメージへのアクセスをSQL I/Fに統一する機能と、それにともなうデータアクセス一元化機能を実装したので、その実現方式について発表する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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