データキャリアを応用した個体識別システム : 個体識別システムの開発

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概要

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高度情報化社会の発展に伴い、機密情報の保持が重要な課題となっている。企業間の技術提携などで機密情報を共有する場合や複数の企業の情報を取り扱う設備では、特定の人物のみ情報に触れることができ、それ以外の人物は情報を入手することができないように管理を行わなければならない。一方、管理を強化すると開発・生産の作業効率の低下や管理コストの増加などが問題になる。電波方式のデータキャリアは非接触で固有のコードを識別でき、高いセキュリティ性と特別な操作が要らないという優れた操作性から、管理システムなどの媒体として使用されはじめている。本稿では、データキャリアを応用した個体識別システムの開発について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-09-20

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