公開を前提とした情報のグループによる所有
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概要
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今日の情報ネットワークはあらゆる点でヘテロ(異質混合)であり、プロトコルなどの異質性を下層で吸収して上位層では等質に扱えるような構築がされている。しかしサービス、とくにセキュリティに対するポリシーの異質性は吸収しきれない問題である。このようなヘテロなネットワークにおいて、ユーザグループやメーリングリストといった、物理的・社会的な枠組に捕らわれない、横のつながりをもった論理的なグループが現れている。本稿ではこのような論理的なグループが共有する情報に対するアクセスを独自のポリシーに基づいて制御しつつ公開する方式について提案・検討する。以下の議論では、ユーザ/サービス提供者、個人/グループ、あるいは人間/機械などの区別を問わず、情報ネットワークの参加者をエンティティと呼ぶことにする。またネットワーク全体にわたって信頼しうる秘密通信・認証系として、RSAなどの公開鍵暗号系を仮定する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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