遺伝的アルゴリズムの二次元形状最適化問題への適用
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概要
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遺伝的アルゴリズム(Genetic Algorithms:GA)は、生物進化のメカニズムを模倣した探索アルゴリズムであり、近年注目を集めている。本稿ではGAの二次元形状最適化問題への適用について報告する。形状の最適化は工学の様々なフェーズで現れる問題であるが、評価手法すら曖昧なものもあり、多くは設計者の経験に委ねられる。今回は既成の解析手法(FEMとアダプティブ法)と組み合わせて建設構造物の形状設計支援への適用可能性を探った。GAの初期集団には離散化した形状の外形線を乱数で与え、この形状を評価するためのFEM計算をアダプティブ法で行う。トンネル状構造物の断面形状を題材とした実験で最適設計の観点から信頼性のある形状が得られたので、その内容について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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