ニューラルネットワークを用いたCCD欠陥画素補償の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
一般に、CCDなどの固体撮像素子では、その製造過程で異常な撮像信号を出力する欠陥画素を生じる場合がある。この欠陥画素部分の欠落データを欠陥画素周辺の正常な画素データから推定し、欠陥画素があたかも正常に動作しているように補償することをここではCCDの欠陥画素補償と呼ぶことにする。この欠陥画素補償を行なう補償方式について、いくつかの提案がなされてきたが、これら従来の補償方式では補償誤差が大きいという問題があった。本稿では、欠陥を仮定した画素位置のデータと、その周辺画素データとの相関関係を予め学習したニューラルネットワークを用いた欠陥画素補償方式を提案し、シミュレーション実験により、その補償能力が従来の補償方式に比べ優れていることを示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
関連論文
- 赤外画像からの人体抽出処理
- 環境の変化に適応するニューラルネットワークモデルに関する検討
- 2)ニューラルネットの空調機器への応用(コンシューマエレクトロニクス研究会)
- 環境適応型のパターン分類ニューラルネット
- ニューラルネットの空調機器への応用 : コンシューマエレクトロニクス
- 赤外画像からの人体抽出処理(第2報)
- ニューラルネットワークを用いたCCD欠陥画素補償の検討
- 規則モジュール、例記憶モジュール、分散表現モジュールからなる学習/推論システム
- 質問能力を持ったニューラルネット