DCEを使用したBBS分散環境の構築
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概要
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本事業所では、所内BBS(以下BBSと略す)を活用して技術交流の促進および生産技術支援を図っている。BBSは、独自に作成したものであり、一台のサーバマシンで情報提供を行う方式である。本システムは少人数が使用するシステムから拡張していったものであるが、現在、BBS利用者は1500人程度に増えてきており、また利用開発部署も各地に分散してきている。利用者が増えて回線の利用度が上がるにつれ、回線負荷の低減および応答時間の向上を行う必要が生じてきた。このため、BBSを分散させる方法としてDCEを採用し、実験システムの構築を行った。本稿では、BBS分散化時のアプローチとDCE適用内容について説明し、評価内容について考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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野仲 浩司
日立ソフトウェアエンジニアリング(株)
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小林 敦
(株)日立製作所 ソフトウェア開発本部
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田中 吉廣
(株)日立製作所ソフトウェア開発本部
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千葉 克文
(株)日立製作所ソフトウェア開発本部
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小川 孝
日立ソフトウェアエンジニアリング(株)
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中島 永祐
日立ソフトウェアエンジニアリング(株)
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