上流工程SEの早期育成を目的とした新人教育におけるシステム開発演習の実施
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概要
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情報産業の構造が大きく変化した現在、システム構築において、顧客が抱えている問題を把握し、解決するシステム分析の比重が高まっている。当事業所はこの上流工程でのコンサルティング、計画立案の支援などを行っており、要員においては情報技術に加えヒューマン・スキルも要求される。これらの技術、能力を早期に習得させる手段のひとつに新人教育がある。当事業所の新人教育では、コンピュータの概要、プログラミング知識を学習させた後、グループでのシステム開発演習を実施する。この演習を通じプログラミング能力に加え、集合教育では習得させることが難しいとされてきたコミュニケーション能力やプロジェクト遂行能力の向上を図る。本論文ではシステム開発演習の実施目的、内容、結果について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15