プログラム開発体験に基づく上流工程SE育成カリキュラムの開発と実施
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概要
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上流工程SEに要求される能力は(1)問題発見・解決能力(2)システム構築能力(3)コミュニケーション能力(4)プロジェクト遂行能力である。これらの能力開発及び向上を目的とし、企業内新人教育で実施するプログラミング教育を開発した。本教育では概要設計、ユーザ・インタフェース、プログラム書法に重点を置いてプログラムを組ませる。またシステム分析からテストまでのシステム開発演習をグループで実施し、開発手順と作業内容、チーム内コミュニケーションの重要性、ドキュメンテーションの必要性を理解させる。さらに作成システムについての成果発表の場を設け、プレゼンテーション能力の向上も図る。本教育を平成6年度新人教育に適用した。本稿ではその適用状況及び成果を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-01-20