ソフトウェア開発におけるコミュニケーション不良と品質の関係 : コミュニケーション不良に起因するトラブルの分析
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概要
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今回の分析は、IMAPの推進する『ソフトウェア開発の広域化』の一要素である『遠隔地における意思伝達・確認支援技術』を確立するためのものである。これまで開発の作業場所に着目し、『開発担当者・管理者の意識』や『コミュニケーション形態の変化』などについて調査/実験を行い、作業場所の分離を行った場合の問題点を把握した。その結果、ソフトウェア開発におけるコミュニケーション不良は、ソフトウェアの品質に大きな影響を与えることがわかった。そこで今回は、コミュニケーション全般に視野を広げ、その問題点を把握、分析し、今後の指針を示す。なお、ここで言うコミュニケーションとは、上流工程(ソフトウェア開発における仕様作成までの工程)担当と下流工程(設計からの工程)担当の間の、開発に必要な技術情報の伝達に限定する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
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