LISPマシンLIMEのソフト開発(II) : コンパイル技法
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概要
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LISPマシンLIMEのハードウェアは、通産省第五世代計算機プロジェクトの成果を利用して試作されたものである。その母体となったPROLOGマシンCHI-IIは、PROLOGの高速実行に要求されるタグ操作、引数レジスタ、複数のスタックを実現するための論理アドレス方式、メモリの動的割り当て等を備えている。そしてそれはそのままLISPの高速実行のためにも必須の機能であり、LISPマシンとしても充分有効である。本稿では、これらのアーキテクチャを活かしたLISP処理方式とそれを有効に利用するためのコンパイル方式およびその評価等について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15