交通機関による最短経路探索エキスパートシステムの構築
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概要
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近年、我が国の交通体系の発展は目覚ましく、大都市圏や地方中核都市圏を高速で結ぶ交通ネットワークが急速に整備されてきている。こうした交通体系の充実は、今や全国規模で実施されてきており、我々は、全国各地へ迅速かつ安全に移動できる時代を迎えている。このような高速交通時代において、ビジネスに、また観光に、全国各地へ最短時間で到着する経路を表示するシステムの開発は非常に有意義であり、そうしたシステムへのニーズは、日増しに高まっている。我々は、そうしたシステムを開発すべく、大型コンピュータと人工知能プログラミングの技法を駆使して研究を進め、そうしたニーズに応える「最短経路探索エキスパートシステム」のアルゴリズムを開発し、LISP言語によるソフトウェアモジュールとして完成させた。このソフトウェアの特徴は、まず第1に、アルゴリズムが極めて汎用的であるため、経路探索を行う地域や交通機関を限定せず、経路データを知識ベースに登録すれば、直ちに探索が可能になる。第2に、多種にわたる効率的探索手法を開発し、システムに組み込んでいるので、即座に結果が得られ、また探索効率をなんら犠牲にすることなく探索圏域を拡張することが可能である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
-
川端 親雄
岡山大学総合情報処理センター
-
中西 孝充
岡山大学総合情報処理センター
-
中西 孝充
前岡山大学総合情報基盤センター
-
西村 秀人
岡山日本電気ソフトウェア(株)
-
下山 正恒
岡山日本電気ソフトウェア(株)
-
安藤 正裕
岡山日本電気ソフトウェア(株)
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