配線変更可能なボードを用いた汎用エンジンRM-III
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概要
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電気的に書換え可能なFPGA (Field Programmable Gate Array)とメモリを組み合わせることにより,様々な処理をハードウェアで高速に実行、可能とする汎用エンジンの概念に基づいて開発したRM-III(Reconfigurable Machine-III)について述べる。 汎用エンジンの第2の試作機であるRM-IIでは,RM-Iで問題となったFPGA間配線の固定による柔軟性の低下を抑えるために,中央部に配線変更用のFPGAを設けた。しかし, FPGA間,FPGA-メモリ間の配線そのものの変更は不可能であるため,RM-II上のアプリケーション開発に際して,このエンジンのアーキテクチャを十分に考慮する必要があった。新たに提案する汎用エンジンRM-IIIでは、電気的に配線変更を行うためのLSIとそれを搭載したボードを用いることにより,FPGA間,およびFPGA-メモリ間の配線をも変更可能とする。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
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菅沼 直昭
神戸大学
-
富田 昌宏
神戸大学経済経営研究所
-
菅沼 直昭
神戸大学大学院自然科学研究科
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富田 昌宏
神戸大学
-
澄川 文徳
神戸大学
-
垣原 雅巳
神戸大学
-
平野 浩大郎
神戸大学
-
澄野 文徳
神戸大学大学院自然科学研究科
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