超並列TeraflopsマシンTS/1 : 分散共有メモリアーキテクチャ
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概要
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超並列TeraflopsマシンTS/1[1]では分散共有アクセス機構により共有メモリモデルによる並列プログラムを容易に作成することができ、また細粒度通信におけるオーバヘッドを低減することができる。PEに汎用マイクロプロセッサを用いる時、汎用アイクロプロセッサの物理アドレス空間よりも大きな分散共有メモリを高速にアクセスするためには工夫が必要である。また、分散共有メモリを常にワード単位でアクセスしていたのではメモリアクセスのたびに結合網遅延が発生し、効率が低下する。本稿ではPEに汎用マイクロプロセッサを用いるTS/1における分散共有メモリを効率良くアクセスするためのアーキテクチャを発表する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
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小柳 滋
新情報処理開発機構超並列東芝研究室
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菅野 伸一
RWCP超並列東芝研究室
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田逸 昇
RWCP超並列東芝研究室
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鈴木 真樹
RWCP超並列東芝研究室
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小柳 滋
RWCP超並列東芝研究室
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鈴木 真樹
(株) 東芝
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菅野 伸一
新情報処理開発機構超並列東芝研究室
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