インサーキット・エミュレータを利用したOSデバッグ機能の実現
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概要
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近年、マイコン組み込みシステムにおいて、プログラミングの容易さや分散処理による効率化のために、リアルタイムOS(以下OS)を用いることが多くなってきている。これに伴い、OS上のタスクを効率よくデバッグできるタスク・デバッガが開発されてきた。従来、このタスク・デバッガは、モニタやデバッガ用のタスクで実現されていたが、これらの方式では、ユーザによる構築が必要であったリ、メモリの制約を受ける等の欠点が存在していた。本論文では、これら欠点を解決すべく、インサーキット・エミュレータ(以下IE)を利用したタスク・デバッガを提案し、その実現にあたっての必要機能を洗い出し、それらについて考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
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橋本 一也
日本電気アイシーマイコンシステム(株)九州lsi開発センター
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福田 政広
日本電気(株)ulsiシステム開発研究所
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酒井 貴
日本電気アイシーマイコンシステム(株)九州LSI開発センター
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宗 雅俊
日本電気アイシーマイコンシステム(株)九州LSI開発センター