意匠検索・類否判断支援システムの開発と評価
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概要
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企業では、新しい意匠(デザイン)が作成されると、これに類似する意匠がないかどうか、意匠権調査を行なう必要がある。近年、企業から発表される製品や外国公知資料の増加に加え、流行に応じた迅速な調査が望まれており、手作業による意匠権調査の負荷が大きくなっている。意匠の類否(類似するか否か)判断は、人が意匠を見て受け取る何らかの印象を基に、感性や主観によって行なわれている。我々は、意匠権調査を行なう専門家が、意匠を見て受け取る印象を定量化することで、調査作業の支援を行なう意匠検索・類否判断支援システムを開発した。本稿では、本システムで行なったTV意匠DBを用いた試用評価と、検索精度をさらに向上させるために実施した処理方式について報告する。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
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鈴木 博
株式会社東芝デザインセンター
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山口 美登里
株式会社東芝研究開発センターシステム・ソフトウェア生産技術研究所
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楠井 洋一
株式会社東芝研究開発センターシステム・ソフトウェア生産技術研究所
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糸井 久明
株式会社東芝デザインセンター
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向笠 政春
株式会社東芝デザインセンター
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池本 浩幸
株式会社東芝研究開発センターシステム・ソフトウェア生産技術研究所
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楠井 洋一
株式会社東芝 システム・ソフトウェア技術研究所
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