プログラミング実習用ジョブ入力方式の一例 : 大型汎用機と自宅パソコン/ワープロの連係
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概要
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当校のプログラミング実習は大型コンピュータ(大型機)を使用しているが、以下の問題を抱えている。*端末装置設置台数の不足 遅いキー入力、コマンドの理解不足などの要因で初心者の端末占有時間は経験者よりも長くなりがちである。このため、端末に待ち行列が生じるが、端末の増加は安易には出来ない。*運用、指導上の問題・ジョブ制御文(JCL)の誤りが多く、円滑な運用を妨げている。・異常終了の原因が、プログラムにはなく、入力データにある場合、原因解明が難しい。・学生は都合の良いデータのみ入力するため、プログラムの検査が甘い ・学生は指導員の忠告を聞かず、同じ誤りを何度も繰り返す。最近は、パーソナルコンピュータ(パソコン)、日本語ワードプロセッサ(ワープロ)が安価になり、個人で保有する学生も増えている。これらの機器を有効に活用することで、上記の問題を解決した。現在、約3割の学生が自宅パソコンを利用中である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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