プラント設計に関する図面入力システム
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概要
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プラント設計においてCADシステムは幅広く普及しているが初期設計段階でのデータ入力の手間が省力化を抑止する要因の一つになっている.この解決策の一つとしてフリーハンドまたはプロッタによる図面を自動認識しその結果をCADシステムに受け渡すことがあげられる.この観点から情報処理振興事業協会(IPA)でエンジニアリング3社(千代田化工建設(株),日揮(株),東洋エンジニアリング(株))と石油・石油化学プラントの装置系統図(Piping and Instrument Diagram; P&ID)の自動認識について共同研究した.本稿では,これらの研究成果をもとに開発したプラント図面入力システムにおける認識結果の確認修正時間の短縮について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12