ライン組み込み型画像処理装置の開発とそのプログラム開発環境
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概要
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近年、製造ラインで行われている部品の位置検出・寸法測定や製品の目視検査をディジタル画像処理で置き換えたいという要求が高まっている。そのためには、低価格で高速処理が可能、しかも柔軟性のある処理ができ、システム制御用のホストCPUには負荷を与えない画像処理装置が必要である。そこで、我々は、日本電気(株)が開発したデータフロープロセッサμPD7281の画像処理への応用の可能性を検討し、その有用性を確認した。その結果に基づき、μPD7281を搭載し、VMEバス規格準拠(ダブルハイト、1スロット)の画像処理ボード(DFPボード)を開発し、同時にこのボードのためのプログラム開発環境も構築したので、ここに報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12