プログラム実効処理に着目した生産性評価方法の一提案
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概要
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ソフトウェア開発において、生産性向上は重要な課題であり、これを的確に管理するためには、生産性を把握する適切な尺度が必要である。従来から一般的に用いられている尺度は、プログラムの実コード行数(出来高)と工数との比である。しかしこの方式は、マクロやサブルーチン等のプログラミング技法を用いると、行数の削減により見かけ上の生産性が下がるという問題があるため、生産性の評価方法として適切とはいいがたい。ここでは、機能が同じプログラムが同じ実効処理量(マクロの場合では展開後の行数)になることを前提とし、プログラミング技法の採用による見かけ上の生産性の低下を補正する方法を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01