スタンダードセルLSI統合レイアウトシステム(6) : パラメトリックセル自動生成
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概要
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LSIの大規模化に伴いROM/RAM/PLA等を組み込む機会が増加している。しかし、従来のスタンダードセル設計方式では、あらかじめ固定化されたライブラリより所望のセルを選択する為冗長度が大きく、また希望のセルが無い場合、新規設計を行うことになり、LSI開発期間の長期化をきたす。そこで、アドレス幅、データ幅等のパラメータを入力する事で、最適なサイズのROM/RAM/PLA等を生成できるパラメトリック・セル・コンパイラを開発した。さらに、セル開発者が自由に最適なパラメトリック・セル・コンパイラを作成するパラメトリック・セル・コンパイラ開発用ツールとして、パラメトリック・セル・コンパイラ・コンパイラをあわせて開発した。本機能は、単独でも使用可能であるが、スタンダードセル設計システムの一機能として組み込まれ、柔軟なスタンダードセル設計システムを構成している。本文では、パラメトリック・セル・コンパイラ・コンパイラについて述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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