Smalltalk-80を用いた対話型自動配線システムの試作-I

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概要

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PCB設計システムの操作性改善及び、プログラミング言語Smalltalkの有効性実証を目的として次のような試みを行ったので報告する。 (1)一般的な自動配線アルゴリズム(線分探索法、迷路法)では、1つの配線経路を決定すると、それは以後の配線にとっての障害物となるため、初期の配線経路の良否が配線率に大きく影響することがある。ところが、従来のオートルータは、バッチ処理によるものがほとんどであり、後の配線を妨害する様なルートか選択されても、処理が終了するまでは、それを変更することはできなかった。そこで、好ましくない配線がされた場合、即座に人手による修正、変更等の作業ができる対話型のオートルータを試作した。 (2)Smalltalkの持つ高い生産性を実証するために、ビットマップ・ディスプレイ装置の持つ柔軟性を生かした、操作性の良いPCB設計システムを試作した。
一般社団法人情報処理学会の論文
1986-10-01

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