光ディスクの領域管理方式に関する考察
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概要
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光ディスクは容量・寿命などの点で優れた特徴を持つが、その反面、現在実用に供されているものは再書き込みかできないとか、入出力性能が磁気ディスクに比べて数段遅いなどの問題を持つ。したがって、光ディスクの管理手法は従来の磁気ディスクなどで使用されている手法が通用しない。本稿では、このような光ディスクの特性を活かし、更に保全性、処理スピード、ポータビリティ、スペース使用効率などを考慮した管理方式を開発したので報告する。特に光ディスクではイメージデータのような大きなデータを扱う場合が多いので処理スピードに関しては十分に考慮した。また、この光ディスクの管理方式はキャビネット管理として当社の電子ファイリングシステムの一翼を担うものである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01