並列計算機のネットワーク検証方式
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年、並列計算機システムの高速化/大規模化に伴い、並列計算機システムの動作は複雑化している。特に、プロセッサエレメント(PE)数の増加に伴い、PE間の通信を担うネットワークの機能は高速化、複雑化している。このため、ネットワークの機能を保証するための検証パターンはPE数に依存して2乗のオーダで増加し、検証時間も無視出来なくなって来た。この解決策の一つとして、中継ノードの機能に着目してネットワークの検証に必要な最小構成における基本パターンを定義し、この基本パターンをシステム構成に応じて重複しないように複数マッピングし同時に実行する検証ツール(APnetTP)を開発した。本稿では、この検証ツールによる検証の妥当性および検証効率について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
関連論文
- 動的再構成方式メモリテスタ用の高位テスト記述とVHDLへの変換(メモリテイストとテスト生成複雑度,VLSI設計とテスト及び一般)
- 2E-3 スーパースカラ計算機における検証カバレージ解析の一手法
- 並列計算機のネットワーク検証方式