DORE(3) : DOREとオブジェクト指向によるシステム再構築
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概要
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近年コンピュータのダウンサイジング、オープン化の環境への移行や企業競争力を維持・強化するためのビジネスプロセスのリエンジニアリングを要望するユーザが急増している。これに伴い、既存システムの再構築を望むユーザも増えている。しかし既存システムの再構築に際し、今までに蓄積された重要な業務ルールが新システムへの再構築の際に失われることが多いといった問題が生じている。そこで、既存システムに蓄積された重要な業務ルールを保証した新システムの開発方式が求められている。この問題を解決する手段として、DORE(Data Oriented Re-Engineering)によって既存システムから抽出される業務ルールを利用し、システム再構築を行う方式を開発した。本論文では、DOREによって抽出した業務ルールとオブジェクト指向によりシステム再構築を試行した結果について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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秋庭 真一
(株)日立製作所
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大坪 稔房
(株) 日立製作所 ビジネスシステム開発センタ
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秋庭 真一
(株) 日立製作所 ビジネスシステム開発センタ
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藤田 好也
(株) 野村総合研究所
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藤田 好也
(株)野村総合研究所
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原 日吉
(株)野村総合研究所
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中野 ひなつ
(株)野村総合研究所
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末安 重光
日立ソフトウェアエンジニアリング(株)
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大坪 稔房
(株)日立製作所
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