mクライアントnサーバ・モデルのCSPによる記述とAdaによる実現(その1)
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概要
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一般にmクライアントnサーバの相互作用には大きく分けて3つのモデルがある.Waiting Model:クライアントはサービス依頼後,サーバのサービスが終わるのを待つ.Mailbox Model:クライアントはメイルボックスを指定して要求を送り,サーバがサービスを行った後にメイルボックスに戻す.その間クライアントは,自らの仕事を行う.そして最後にクライアントがメイルボックスから受け取る.Receipt Model:サーバはクライアントからのリクエストをうけて,それに対して受領書を発行する.クライアントは受け取る時に受領書を利用する.さらにこのおのおののモデルにバッファを設けたり優先順位をつけたりするモデルがある.本研究では,クライアント・サーバ・モデルのCSPによる仕様記述と設計を行い,プログラミング言語Adaを用いて実現する.今回は表記モデルの検討を行ったので報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06