フサアカシヤに関する2,3の水耕試験
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概要
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フサアカシヤの稚苗を水耕培養し, 通気, 3要素および庇陰, pHの影響をしらべた結果, つぎのことがわかつた。通気の影響の非常に大きい樹種であること, PおよびN(根瘤菌を接種しない場合)欠除は生育低下が著しいが, 庇陰状態になれば生育におよぼす栄養関係の差はあまり関係がなくなる。pH最適範囲はpH6〜7付近と考えられ, pH5〜4になると生育が低下するだけでなく生育にむらがでてくる。この場合pHによつて根系の形態にかなりの差があらわれる。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1962-01-25
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