八幡平のブナ林
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概要
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八幡平のブナ林はブナ=チシマザサ群集に属し, 標高500m付近から1100mに及ぶ緩かな山腹斜面によく発達している。この群集は尾根を占めるハイシキミ亜群集と緩斜面乃至は山腹の凹地に発達するシラネワラビ亜群集に分けられる。また, このブナ=チシマザサ群集とその上部に発達するアオモリトドマツ=シラベ群集のゴヨウイチゴ亜群集の間に分布しているダケカンバ群落の発達は多い積雪と長い根雪期間, またブナとアオモリトドマツの生育温度条件の相異の開きなどが大きく原因しているようである。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1956-10-25
著者
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