TIURIN法による土壤有機炭素の定量について
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概要
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(1) 土壤有機炭素定量(TIURIN法)の実験条件について検討を行つた。(2) 種々の加熱温度および時間におけるK_2Cr_2O_7の自己分解, 湿式燃焼法に対する炭素の回収率を検討した。(3) 175°〜180℃の油浴中で10分間加熱した場合, 比較的安定し, かつ比較的良好な回収率を示すことを明かにした。(4) 上記の実験条件で各種の土壤型に属する44点の試料を分析した結果, 有機物層では96.4〜102.8%, A層では95.2〜105.6%(2例は111.6,113.6%), B層では93.0〜104.3%の回収率を示した。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1955-07-25
著者
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