標準功程表作製のための実験計画(III) : 伐木造材作業の代謝率及び下刈作業の分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
秋田営林局監査課の委託で行つた調査のうち, 伐木造材の代謝率及び下刈作業につき報告する。代謝率は作業の種類と傾斜の組合せは当然として"個人間"が有意となつたが, これは他の未知の要因が交絡しているのか, あるいは代謝率の極めて高い労働である林業の場合, 特異な現象として表われてくるのか, なお実験を復行する要がある。傾斜も利かず, テンポも利いていない。下刈の場合, 作業日間, 林地間は功程に有意差があり, 組(3人)間にはない。平均束数や傾斜は利いていない。したがつて, 作業日間や林地間に補正を施す必要があるが, 組間の差のないのは, 組相互の功程が独立でないのによる場合も考えられる。
- 1955-10-25
著者
関連論文
- 民有林の林地サイズと機械化について
- 標準功程表作製のための実験計画(III) : 伐木造材作業の代謝率及び下刈作業の分析
- 231.標準功程表作製のための実験計画(VIII) : チェンソーについて
- 532. 標準功程表作製のための実験計画(VII)
- 627. 標準功程表作製のための実験結果(VI)(森林利用)(第68回日本林学会大会)
- 211. 円形プロツトの功程に関する研究(経営)(第68回日本林学会大会)
- 332. 標準功程表作製のための実験計画(V) : 下刈作業の解析(II)(第67回日本林学大会プログラム)
- 541.標準功程表作製のための実験計画(IV) : 続・伐木造材作業の分析(第65回日本林学会大会)
- 218. 林型(直径分配)による標準木法(任意抽出による)の精度の差異について : 階層分けと標本割当の立場より