直線および曲線回帰式によるスギ材積生長量の解析の比較
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
材積生長の経時的変化を表す関数式ははなはだ多い。本研究は, その選定基準として : (1)プロットの曲線に対する適合性;(2)将来生長予測の確実性;(3)回帰係数の経時持続性の3要件を挙げ, 対数変換直線回帰式 : In(V)=A+B/Age+C*In(1+1/Age)および曲線回帰式 : V=B_0*{1-exp(B_1*Age)}**B_2に台湾大学実験林固定試験地のスギ生長データをあてはめ, その適用性について検討比較した。その結果として, 将来生長の予測には曲線回帰式のほうが適合し, 回帰係数の持続性では直線回帰式のほうがより良い結果が得られることを明らかにした。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1987-08-25
著者
-
孔 繁浩
Dept. of For., Southern Illinois Univ.
-
楊 榮啓
台湾大学森林系
-
孔 繁浩
Dept. Of For. Southern Illinois Univ.
-
孔 繁浩
南イリノイ大学森林学科