DTPの現在 (特集:編集工学-DTPとSGML-)
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概要
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最近,印刷物の発注に際して,DTPシステムを利用したケースが増えている。発注者や編集者自身がDTPを使い,入力やレイアウトを行い,そのデータを印刷用原稿として入稿するのである。このような動きにより,発注者と業者の間の役割分担や製版・印刷工程そのものに大きな変化が生じてきた。DTPという新しい道具により,新しいメリットが得られると同時に,新しい問題も生じている。本稿ではこのような背景をもとに,発展著しいDTPシステムに関し,その出現から現在に至るまでの動き,製版・印刷業界に与える影響とその対応,等について概説する。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1993-12-01